fujicocoonの散文

再開なのでお手柔らかに

我が家の家事分担について

家事分担、難しくないですか?

我が家の構成人員は成人した社会人ふたりです。

約1年前から一緒に暮らし始めました。いわゆる同棲ですね。

今回は同棲含む共同生活においてよく問題とされる、家事の分担についてのお話です。

 家事分担について

引越し前のふたり

引越し前は互いに一人暮らし。

わたしは平日と日曜休み、相手は土日休み。

週末にどちらかの家で会うような、よくあるふたりでした。

わたしは一人暮らし9-10年、相手は2-3年。

どちらも基本的な家事能力があり、ゼロという訳ではありません。

引越した後のふたり

引越しにあたって、職場距離の問題からわたしがいったん退職。

家にいる時間が多いため、わたしがしばらく家事のほとんどを担っていました。

炊事・掃除・洗濯・買い物・引越し後の荷物整理やクローゼットの配置決め等々…。

料理に関して言えば、退職後の手続きなどなんやかんや忙しい中で、正社員だった時は作れなかった品数の料理を毎日作っていました。

今思えば毎日3-4品違う料理を出していた気がします。

それを相手が『おいしいおいしい!』と食べてくれるのでやりがいもあるというか。

楽しいと感じている部分もありました。実際楽しかったです。

まぁ家にいるのは嫌いじゃないし…と思う気持ち&家事洗濯も得意な方です。

突然気づいたこと

しかし2か月くらい経ったある日、ふと気づいたことがありました。

「一人暮らしの頃に比べて、わたしめっちゃ家事してるやん!!え、2倍?しんどっ!」

「ってことは、相手だけめっちゃ楽になってない?」

もちろん専業主婦的な立場になりたくて退職したわけではありません。

(まぁそんなにごりごりと働きたいわけじゃないけど…)

ハローワークに通いつつ、仕事探しや働き方について考える毎日です。失業給付金をもらいながらも、限定的に働けるパート先での仕事も始まりだした頃です。

怒りがわいてきた

一人暮らしをしてた二人が一緒に暮らすとなると、殆ど買い足すものはないはずでした。

ですがいざ暮らし始めてみると、『あれもあった方がいい』『これもあった方がいい』と買い足すものが増えていきます。

自転車で気軽に買いに行けるものならいいのですが、そうでない場合。

日中仕事で忙しい相手はネットですぐ購入したがり、そしてその受取りはわたしというパターンが増えていきます。

そもそも(←これ、喧嘩のもとになるからあんまり言わない方がいいですよね)マンションのカギの受け渡しからエアコン設置・買替えた冷蔵庫の受取りなんかは、平日動けるわたしがしてきました。

そしていざテレビの配達&設置に一人で立合うことになったときに、明らかな怒りがわいてきました。

大型テレビは相手が欲しい欲しいと引越してきてからずーっと言い続けてきたものです。

わたしは普段テレビをあまり見ないし、ソファーで見れば距離的にも問題なく見れるので買替える必要はないと考えていました。

それなのに!テレビ届くの任せっきりにするんかーい!!(怒)

ただ悲しいかな、一人暮らしが長いと大体なんでも出来てしまう様になるんですよね。これが良くないんだなぁ。

テレビとレコーダーや、某テンドーswitchとの接続や初期設定なんかは相手が帰宅する前に一通り済ませて…。そう、済ませてしまったのです。自分でやってしまってる!あかんやん!

だって正直に言うと相手がするより早いし&配線をスマートに出来る自信があるから。

そして相手は割と穏やかというかのんびりしたタイプなので、仕事から帰ってきて一言『おーすごい大きいね!すぐ使えるようになってて便利!』と無邪気です。

DANDANと沸いてくる言い知れないMOYAMOYAがあり、これまでの事も踏まえて怒りがわいてきました。

一言でいえば『わたしあなたのお母さんじゃないです!』ってやつですね。

見直すためにしたこと

まずは相手に、家事の負担が多くなっていると感じていることを素直に伝えました。

先ほど書いた通り相手は穏やかなので、その事実を肯定してくれました。

ただしフルで仕事をしてる人間と家にいる人間とでは使える時間が違うこと、家事スキルがゼロではないにしても差があることが問題に上がりました。

つまり単純に言えばわたしがほぼ専業主婦のようになって、家庭の諸々全般を請け負うのが手っ取り早いという話です。とても旧時代的ですね。

でも二人ともそのようなスタイルは望んでいませんでした。

そこでふと気づいたのですが、家事スキルが高いといってもわたしには嫌いな家事がいくつか存在します。

それは相手も同じで、ただその内容が二人で異なっていました。

つまり下記の図のような状態。 

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ざっくりとした家事に関する認識

相手が得意でわたしが苦手なことはもう任せちゃえばいいじゃん!!(逆も然り)という案ですね。

そこで一部主任性+曜日分担性を組み合わせて家事分担をすることにしました。

一部主任制とは

その家事をメインで行う人を主任として決めてしまうという制度です。

その家事をいつするか、どうやってするかは基本的にその主任に任せられます。

上記の図の中で、相手の得意とわたしの苦手が合致した項目に適用されます。

例1:食器洗い・掃除機→相手担当

例2:洗濯・各種ストックの把握→わたし

曜日担当制とは

一部主任制に該当しない家事を、曜日ごとに担当して分担する制度です。

上記の図でいうと週末の料理は相手が、平日の料理はわたしが担当します。

週末はホットクックでまとめて何品か作ってくれるので、月火曜日はそれを夕食にすることも多いです。

他ここに記載のないお風呂洗いについては、後で使った人が洗う(洗う負担を考慮して、入る順番は譲り合いましょう)となりました。

変わったこと

自分でいうのもなんですが、どちらかというとYDK(やればできるこ)なので放っておくと全部自分でやろうとしてしまいます。

一人暮らしにはいい性分なのでしょうが、共同生活には向いてないと日々感じていました。そしてその結果ストレスをためてしまう。自分なんて奴なんだ。

今回家事分担を見直すことでずいぶん楽になりました。なんたって基本洗い物と掃除機掛けをしなくていい生活なんですもの。

その話し合いに応じてくれた相手にも感謝です。

話を聞いてくれて、案も色々出してくれてありがとう。

※ただし『繁忙期はもうちっと家事出来なくなるかもごめん』と予告されてます(戦々恐々)。