fujicocoonの散文

再開なのでお手柔らかに

今週のお題「本棚の中身」のちょっとした変遷

今週のお題「本棚の中身」ですね。

みなさんこんばんわ(またはこんにちは)ふじこです。

休職週報そっちのけで、今週のお題に取り掛かりたいと思います。

 

わたしには二つ年の離れた姉がいるので、子どもの頃は姉が買ってきた漫画を読んでは怒られてました。そして何で本を読んだら怒られるんだ?と理不尽に感じてました。

書籍代が欲しいなら折半すればいいし、雑誌でもコミックでも1度読んだだけで棚に直されたり捨てられるのは、非常にもったいないと思ってました。

わたしは妹気質且つ、我欲とかいう類の「にんげんの気持ち」があまり理解できない子どもだったので、「自分のお小遣いで買ったものが他人に使われる」ことの不愉快さにまだ気づけてなかったんですね。

 

程なく成長し、それぞれが好きな漫画やCDを本棚に並べてました。

姉は自分がされたの時とは対照的に、わたしの本棚から勝手に読みたい漫画を持ちだして読み、聞きたいCDを部屋へもっていって聞いてました。まぁ、姉とはそういうものなのです。軍隊に入ると徹底的に理不尽を叩き込まれると言いますが、姉妹関係のそれも中々の理不尽です。

 

それからさらに成長し、お互いの趣味嗜好が分かれてきます。わたしの場合はコバルト文庫マリア様がみてる」を集めて何度も何度も何度も何度も読み返しました。

加えて、当時あまり十分な情報がない中で魚喃キリコさんの「blue」は名作だと聞き、町の本屋には置いてなかったので四条河原町丸善(当時の古い方)まで買いに行きました。

ちょうど高校の図書館で読んだ嶽本野ばらさんに傾倒していたので、当時まだ現役で営業していたみゅーずでドキドキしながらコーヒーを飲んだ記憶があります。

 

そうそう本棚の話。

という訳でしばらくはコバルト文庫マリア様がみてるが本棚のエリアをばばーん!と占拠していました。

 

20代半ばで一人暮らしをするにあたって、この本たちをどうするは非常に悩みました。

結局悩みに悩んだ結果、1回目の引っ越しには持っていくことにしました。で、次の引っ越しの際に「前引越してから読んでない!」ということで手放すことにしました。

その数週間後に『マリ見て読み始めてるところです!』というひととデートしましましたが、もうわたしの手元にマリみてはないので話は盛り上がるけど交際には至らず、タイミングって大事ですよね。(今回はそんなテーマの記事じゃないぞ!!)

 

今は基本的に電子書籍で買ってます。それでも仕事の本と、友人が表紙を手掛けた本はまだ紙の本で買うことにしています。この友人が~の本なのですが、ここ数年色々な媒体に起用されていて表紙を手掛ける本の内容は実に様々です。おかげで知らない世界の本に出合えるのでありがたいです。