fujicocoonの散文

再開なのでお手柔らかに

冠婚葬祭の婚についての私見

最近結婚式に呼ばれることが多い。そういうお年頃だから仕方ない。

結婚はめでたい。うん、祝いたいぞおめでとう!幸せになってね!一応それくらいの人情というか感情を持ち合わせてはいる。

たぶん。

 
でもなぁ、でもなぁ、正直なところ披露宴は呼んでほしくないんだよなぁ。
別に宗教上の諸々だとか死んだ祖母が言い残した唯一の言い付けだなんだとかそんな大層な理由はなく、ただ単に疲れるから。
ちなみに祖母は2人ともまだ生きてます。
 
前日までにご祝儀用意して慣れない身支度をして、式に参列、披露宴、それからちょっと時間をおいて二次会。そして帰りには大きな荷物。
あっという間に休日が一日終わってしまう。帰ると辛うじて1割の『花嫁さん綺麗だったなぁ』というプラスの気持ちと、9割の『なんでこんな事してるんやろ』という無気力な感情が綯い交ぜになって身体に力が入らなくなる。
もうなんもしたくねーという泥みたいなものに侵される。くへぁ明日も仕事だ。
 
どうすればいいんでしょうね。
参加しなければいいんですよね。でも時折どうしても参加せざるおえないのがある。
いぃーやだぁぁあああー!
 
ねぇねぇ、友達だけでパーティすれば良くね?んー、それって二次会じゃね?
でも二次会だけでも着飾る事を求められるのがしんどいんだもんなぁ。ラフに参列したいな。
 
ところで披露宴ってみんなやりたくてやってるんだよね
。そう考えるとぞっとしない?めっちゃぞっとするわ。
計画して招待状とか作って準備して大変だな。しかも結構な費用が掛かるし。
なんか経済回してるって感じする。あんたら偉いよ。
ついちびまる子ちゃんみたいな口調になっちゃう。それくらい自分にとっては遠い出来事。
 
できちゃった婚のため式はしませんみたいな話を聞くとよっしゃー!って思ってしまう。
それか幸せのおすそ分けとか要らないからみんな勝手に海外で結婚式しよ?地球の裏側からお祝いするよ。
 
そんな気持ちで今週もせっせと銀行で診察を、いや新札を用意するお年頃の会社員なのでした。