fujicocoonの散文

再開なのでお手柔らかに

新居、襲来。

 

fujicocoon.hatenablog.jp

 

新婚1年目の友達の新居にお邪魔した。

ぴかぴかの分譲マンションで、見晴らしもいい。
内装は白を基調に棚や壁には二人の好きなものが飾られている。
 
猫が居て、目つきの悪い猫だけど見た目は毛がモフッモフッとしていて触りたい。
触らせてはくれなかったけど。
時々顔を出して警戒している様子が可愛らしい。突然お邪魔してごめんなさいね。
 
披露宴と新婚旅行の写真を見せてもらう。前回の日記でも書いたように披露宴に対して積極的な関心を持てない身としてはどうしても具体性のある感想を持ちようがなく、『新婦さんのドレス姿が綺麗ですね』以外のコメントが出てこない。
既婚者の友人は経験者として『あれが大変だった』『そうそうこのオプション高かった』的な話題で話を広げているけどよく分からない。いや、サッパリ分からない。
無言なのも何なのでうわーぁ…、へぇー…と言いながら取り敢えずページをめくる。
 
新婚旅行は今どき珍しく国内旅行で、ささやかながらも二人の好きな場所を巡る旅の様子。披露宴の写真の緊張した顔と違ってリラックスした表情で、こちらは見ていて面白いと感じる。
 
その後数時間談笑して、夕方には席を立つことになった。
お茶、猫、アルバム、会話。これら学生の頃なら昼休みの数十分で終わっていたであろうことに週末の半日をかける私たち。大人になったというか何というか、年を経るごとに時間の使い方が変わるのか。新居へ襲来するのにも手土産はいるし、ちょいと片手間の昼休みにという訳にはいかないのである。
 
末長くお幸せな!