fujicocoonの散文

再開なのでお手柔らかに

実はわたくし、こういうものでして(服薬状況についての自己紹介)

※本記事に記載されている内容は個人の感想であり、読者に対して医学的な判断を提供するものではありません。

記録というものはまったく、後で役に立つものですね。

初診が秋だと前回のブログで書きましたが、手帳を遡ると12月でした。

(みんなもお薬手帳持とうね。) 

fujicocoon.hatenablog.jp

 

恐らく秋ごろから精神的な不調を感じていて、受診にたどり着けた頃には冬になってたということなんでしょうね。

自分事ながら、秋(10~11月)は辛かったろうなと思います。

 

最初の処方

Rp1.バルプロ酸ナトリウム徐放錠A200mg 2錠分2 朝夕食後

Rp2.セパゾン錠1 1mg 2錠分2 朝夕食後

Rp3.フルニトラゼパム錠2mg 就寝前

慣らすために低用量から開始です。

初診での身体的な主訴が「不眠(中途覚醒)・肩こり・下痢」だったので、過緊張を解くためにセパゾンが入ってますね。

セパゾンを飲んで、今までいかに肩に力が入って生きてきたのかを思い知らされました。

 

今から見れば、これくらいの処方をまとめて飲んでも大したことなk…、おっとこれ以上はOD助長するような発言ととられかねません。

薬は処方通りに飲むことが大切です。

 

年末~2月初旬

Rp1.バルプロ酸ナトリウム徐放錠A200mg 3錠分3 毎食後

Rp2.セパゾン錠1 1mg 3錠分3 毎食後

Rp3.フルニトラゼパム錠2mg 就寝前

(Rp.4クエチアピン錠25mg 14回分 発作時)

ここから徐々に薬の量を増やしていきます。

赤文字が変更点。

階段を上り下りするときにふらつきを感じていた気がします。

あとすごくイライラして辛い時期だったので、Rp.4が1度だけ処方されてます。

クエチアピンは飲むとすごく眠くなってしまうので、イライラを鎮めるというより、眠って忘れろってことなんだろうなと思いました。

 

2月中旬~3月半ば

Rp1.バルプロ酸ナトリウム徐放錠A200mg 4錠分2 朝夕食後

Rp2.セパゾン錠1 1mg 4錠分2 朝夕後

Rp3.フルニトラゼパム錠2mg 就寝前

血中濃度が有効域になるよう、さらにRp1.2の量を増やします。

赤文字が変更点。

ここでいったんイライラの波は落ち着きますが、ドーンと底辺にいるような気持ちが続くようになりました。

主治医曰く「双極性障害は、まず感情の波を抑えることから始めないといけません」だそうで。

この底辺の感情ですら、医師から見れば「下の方で落ち着いてる」とみなされるようでした。

 

3月後半~4月中旬

Rp1.バルプロ酸ナトリウム徐放錠A200mg 4錠分2 朝夕食後

Rp2.セパゾン錠1 1mg 4錠分2 朝夕後

Rp3.フルニトラゼパム錠2mg 就寝前

Rp4.アリピプラゾール錠 3mg 1錠分1 夕食後

双極性感情障害の抑うつに対して、アリピプラゾールが少量で追加されました。

アリピさんは以前通ってたクリニックで処方された経験があったので、「あぁ、あの効かないやつね」という印象でした。

「でも今回の先生はバルプロ酸使ってくれてるし、そこからの追加処方だから信じて飲んでみようかな…」と思いました。

※Rp1.は炭酸リチウムと並ぶ双極性感情障害でのファーストチョイスです。

【医師と患者の信頼関係】って言葉にすれば陳腐ですよね。

でも今回自身に置き換えてみて、服薬コンプライアンス上にこんなにも影響するのかと、身に染みて実感してます。

 

4月下旬~5月中旬

Rp1.バルプロ酸ナトリウム徐放錠A200mg 4錠分2 朝夕食後

Rp2.セパゾン錠1 1mg 4錠分2 朝夕後

Rp3.フルニトラゼパム錠2mg 就寝前

Rp4.アリピプラゾール錠 3mg 1錠分1 夕食後

Rp.5ビプレッソ徐放錠50mg 1錠分1 就寝前

主治医曰く「試したい薬がある」ということでビプレッソが追加になりました。

これはクエチアピンの徐放性製剤で、双極性障害のうつ症状に効果があるとされる薬です。

個人的な感想は「太るから飲みたくない…」でしたが、まぁ使ってみますということで追加に。

案の定夜になると「食べたい食べたい」という感情が沸いてきて、

感情の赴くままに食べていたらあっという間に4-5kg太りました。

 

5月中旬~現在

Rp1.バルプロ酸ナトリウム徐放錠A200mg 4錠分2 朝夕食後

Rp2.セパゾン錠1 1mg 4錠分2 朝夕後

Rp3.フルニトラゼパム錠2mg 就寝前

Rp4.アリピプラゾール錠 3mg 1錠分1 夕食後

Rp.5ビプレッソ徐放錠50mg 2錠分2 就寝前

相変わらず抑うつ気分はあるのですが、ビプレッソを飲みだしてからどうも寝起きのグラつきが酷いことに気が付きました。

でもビプレッソのせいというよりは、これはフルニトラゼパムからくるもののように感じました。

まるでもう眠剤フルニトラゼパムが不要だよーと体が訴えているようでした。

 

一般的に高齢者なんかだと、夜寝付けなくて睡眠薬を欲する人は多いですが、わたしの場合飲まなくても寝つきは問題ないのです。

夜間に5-6回起きてしまうことが問題だっただけなので。

今は恐らく他の薬のおかげで中途覚醒もなく、同居人曰くものすごい勢いで寝てるらしいです。

それとやっぱりアリピプラゾール錠は効いてる気がしませんでした。

そのことを先生に伝えると、「じゃあ辞めときましょう」とあっさり中止になりました。

 

今の精神状況について

現在は2-3月に感じてた「何かの底辺にいるような感じ」からは若干抜け出せたような気がします。

でも抑うつ気分は相変わらずで、どちらかと言えば無力感が強いです。

前は正社員で働けていたのに今はパートだし…とか、パートでも役に立ててるのか分からないし、要らない人間なんじゃないか…とか。

そんなんばっかりです。

文字に起こすと「自己肯定感低すぎww」なんですが。

文字の中の世界だけで生きていくことが許されない現実では、どうしてもこの感情が拭えません。

でもこの抑うつも、無力感も、年末のイライラも、すべて脳内物質のアンバランスからくることは自分でもわかっています。

なので今できることは

  • 規則正しい生活をすること
  • 毎朝ラジオ体操をすること
  • 毎日フィットボクシングをすること
  • 毎日ブログを更新すること

と決めてみました。

上4つが出来てたらそれだけで、まずは「自分偉いやん」と少しは思えるかもしれないので。

(誰に迷惑もかけないけど収入になるわけでもないところが辛いw)

 

こういった服薬状況や内面に関することを記事にすることに、初めは抵抗感がありました。

これも自分を構成する一つだと思い、備忘録代わりにもなるし書き連ねていこうと決めました。

また暫くして処方内容が変わったり、気持ちの変化が現れたら記事にしてみようと思います。