映画『花束みたいな恋をした』で突き付けられる現状維持の難しさ
こう言っては失礼ですが映画が予想以上にもんのすごく好評で、一人のファンとしてもうれしいです。
ちなみに一般的な作品は公開2週間程度で上映回数が激減するのが常ですが、上映回数がまだ十分あるので今でも隙あらば周りの人に薦めまくっております。
劇中、イラストレーターを目指す麦くんの仕事の単価が下げられていくシーンは胸が痛い。
ちなみに二人で暮らす上で、現状維持って何を指すのでしょうか。
年を重ねて、仕事が変わって、体調が変わって、結婚するかしないかは?、子どもは?等々…人生変わることだらけです。
以下勝手に想像した二人にとっての現状維持
麦くんにとっての現状維持への考え方とその対策
- 二人で仲良く暮らすこと
- 生活を維持すること、そのためにお金を稼ぐこと
- そのために好きなものを犠牲にするのは仕方ない
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絹ちゃんにとっての現状維持への考え方とその対策
- 二人で楽しく暮らすこと
- 自分らしくいること
- 自分らしくいられないなら変えるのは環境の方
割と二人の考え方、すれ違ってませんか?
それでもあのとき麦くんは「人生の目標は現状維持です!」と言いたかった。
若いなぁ。でもこの一言のせいでわたしエンドロールでぼろ泣きしたんですけど!(怒
あのですね、映画が終わってエンドロール?スタッフロール?の横に麦くんが書いたイラストが添えられているんですよね。
あれがやばい。涙が出ちゃう。
そこに描かれているのは出会いの日から楽しかった日々、出かけた先での二人だったりして。
映画で描写されていないところでも、仕事以外でこうして麦くんは二人のイラストを描き続けていたんだな…と思うと。びえびえ。
現状維持むずいー!!!
エンドロールなのにだくだくと泣けてしまうという有様で。
周りの観客さんにしたら非常に怪しい鑑賞者となってしまうのでした。
ちなみに麦くんの描くイラストを担当されている方は朝野ペコさんとおっしゃるのですが、
現在心斎橋パルコで大き目なお仕事をされているのでご紹介。
\お仕事/
— 朝野ペコ (@asanopeko) 2021年3月21日
心斎橋パルコB1エレベーター前の壁画グラフィックを担当しました。デザインはUMA design farmさんです。
階数の文字も描きました。
心斎橋駅改札を出て目の前にあるパルコ入口付近です。4m四方の壁面なのでたくさんの方の目に留まるといいな〜と思います!#心斎橋PARCO pic.twitter.com/vK0dkWnyi4