fujicocoonの散文

再開なのでお手柔らかに

関りがなさ過ぎて書けないこともあるという事実

今週のお題「冬のスポーツ」

え、何で?冬だから?と思っていたのですが、恐らく冬季オリンピック所以ですよね。

 

普段雪がめったに降らない地域で暮らしていて、特にウインタースポーツに興味もない。

オリンピックはなんだかあのおじさんの顔がちらつくのと「「「「感動」」」」って感じの雰囲気が苦手でして。(爆ぜる陰キャ要素)

結果、お題の「冬のスポーツ」で話せることが何もない。やれやれ。

 

思えば昔のような屋内のスケート場って、一時期ほとんど姿を消しませんでした?

いまは大きな駅前とかに、野外スケートリンクが冬場限定であったりしますよね。あれは枯れ葉とかで汚れないのだろうか。

 

これでも小さい頃はスケートに連れて行ってもらってたし、高校生の頃は姉と夜行バスでスノーボードとか行ってたなぁと、太古の昔に思える事を思い出したりしてました。

 

あああぁ!そういえば夜行バスで姉とスノボに行ってた頃の話。

夜行バスは大体早朝に目的地に着くものなので、寝起きでぼーっとしたまま荷物を抱えて、一旦小屋みたいなところに集合させられます。リフトの券の受取り待ちとかそんな理由です。

その小屋で姉がコーンスープを買ったみたいなんですが、なんせ早朝だったせいか、補充が終わってすぐだったのか知りませんが、あまり温かいとは言えない缶が出てきまして。

そしたら姉がぶちぎれて「ちょっと文句言ってくるわ!」と。

(え、なんで?)(え、何でそこまで怒ってるん?)(恥ずっ!)(帰りたい!!)

何と言えば言いか、姉は割とすぐ切れるタイプで、正直一緒にいると恥ずかしい思いをすること多々ありな人間です。

家の近所なら「さいなら~」と姉を置いて帰ることもできますが、ここは夜行バスで着た見知らぬ土地。

帰れない。ピンチです。一気に目が覚めました。

 

「わ、わたしが代わりに伝えてくるよ。多分返金とかしてくれると思うし。」

と寝起きの高校生の割には頭を働かせて、姉をなだめ、小屋のカウンターにいる係員の人に事情を説明しました。

冷めた缶を見せたところもちろん先方は謝罪してくれましたし、返金処理をして、自販機の缶が温まるまでしばらく待ってほしいと指示もくれました。

 

良かった。見知らぬ土地で、突然切れるやばいやつと一緒と思われなくて済んだ。

ホッと一息です。

 

冬のスポーツ以上に記憶に残ってる、ぬるいポタージュ缶の話でした。

(お題とは超無縁で申し訳ございません)